ある晩、千春の夫が同僚の三上を家に連れて来た。千春と初めて会った三上は千春のむっちりとした体に目を奪われる。夫が言うにはもう何年も夜の生活はなく、千春に求められるのだがいつも断っているという。
オナニーが止まらないほど欲求不満に陥っている千代子。千代子のオナニーを目撃して欲情した息子の篤史。モラルよりも性衝動を優先する似た者親子の二人にとっては禁断の一線を越えるのは容易いことだった。
千代子はパート先のファミレスではお母さん的存在として若いバイトたちに頼りにされている。だが七十路を迎えた今も女として現役。その正体はお母さんどころかバイト男子とのアバンチュールを目論む肉食獣だった。
ハニカミ笑顔が爽やかな大島千里さん33歳。結婚5年目の専業主婦で一の母。「特技は一度見た人の顔と名前を絶対に忘れないことです！」とカメラを覗き込む千里さんの屈託のない眼差しに心を奪われる。
